摩擦現象・潤滑性フッ素樹脂

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フッ素樹脂(テフロン)の低摩擦性

フッ素樹脂の低摩擦性

フッ素樹脂は耐熱性、耐薬品性、電気絶縁性に優れているだけでなく、摩擦係数が非常に小さいという特性を持ち、様々な工業製品に使用されています。私たちの身近な製品では、その低摩擦性はプリンターの摺動部材として活かされています。プリンター内で回転運動を行う部位です。摩擦係数が非常に小さいため、小さな動力で充分にその機能を果たします。また、フッ素樹脂を細かな粒子状態に加工して、オイルなどに添加することで、オイルの性能以上に摩擦を低減することも可能です。


フッ素樹脂(テフロン)の潤滑性

潤滑性とは、物体に与えられた潤いによって摩擦が減少する性質のことです。通常は潤滑油などを用いて物体の接触面の摩擦を減らします。しかしフッ素樹脂は潤滑油を使用することなく、低摩擦性を実現することができるのです。特にPTFEはあらゆる固体の中でもっとも摩擦係数が小さい物質です。よって潤滑性が必要となる部位をフッ素樹脂でコーティングすることで、メンテナンス・フリーの潤滑性を得ることができるのです。工業製品における潤滑性の付加には、主に変性タイプのPTFEをコーティングする方法をとります。

 

たとえば工業製品を扱う現場でネジに潤滑性を付加した場合、非常に折れにくくなります。これは本来の用途ではない方向に働く力を逃がすことができるからです。つまり潤滑性は作業効率を高めるのと同時に、工業製品の安全性を高める効果も持っているのです。